北海道生まれの店長藤本さん。
地元ベーカリーで修行された後、風土火水に入社してパン作りをされています。
工房内に入ってまず目に入ったのが『薪窯』。

その次に目に入ったのは、木で作られた『桶』と言ったらいいのでしょうか？
小麦粉を捏ねる箱です。
インスタグラムのストーリーズ等で、海外のベーカー達がアップしている動画でよく目にしていた『木桶』。
藤本さんに使い方を教えていただきました。

『木桶』の中に小麦粉と水と塩と種を入れて捏ねる。
ただそれだけ．．．
ゆっくりと『木桶』の中で捏ね上げ、小麦と水をしっかりと水和させる。
あとは成形して発酵させ、『薪窯』で焼成するだけ！

使い続けると『木桶』の中に発酵に必要な酵母菌が残っていきます。
昔ながらの製法。
理にかなっているなと感じた次第です。

伺ったときは焼成も終わり、翌日の仕込みをされていました。

大きなバヌトンに入ったパン生地。
翌朝までゆっくりと熟成発酵。

そして出来上がったパンがこちら！

手間暇かけて作られたオーガニックの小麦を使い、昔ながらの製法でトラディショナルなパンを焼く。
慌てず、ゆっくりと熟成発酵させたパン達は、素材本来の味や香りをしっかりと楽しめる逸品でした。

お近くに行かれた際は是非お立ち寄り下さいませ。


オーガニックパン工房
風土火水

北海道帯広市西10条1丁目10-3
営業時間 AM10:00～PM3：30まで
定休日 月曜日、火曜日